11月1日(日本時間2日7時25分)に行われるブリーダーズCクラシック(米国・デルマー競馬場、ダート2000メートル)で注目を集めていた米国のソヴリンティ(牡3歳、ウィリアム・モット厩舎、父イントゥミスチーフ)は10月29日、発熱のため出走取り消しとなった。日本からフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が出走する同レースは、現時点で9頭立てとなっている。

 28日にブリーダーズCの公式Xではモット調教師の会見の動画をアップしており、「昨晩、発熱しました。完全な状態でなければ彼を出走させることはありません。様子を見たいです」とコメントしていた。ブリーダーズCの公式ホームページでは既にSCRATCHED(出走を取り消した)となっており、陣営が回避を決断する結果となった。

 同馬は今年のケンタッキーダービー、ベルモントSを制して2冠を達成した。トラヴァーズSでは直線で豪快に伸びて10馬身差の圧勝を飾り、3度目のG1勝利。今回のブリーダーズCでは主催者想定のオッズで1番人気に推されていた。

 現時点で主催者想定のオッズは

 フィアースネス     3・5倍

 フォエーバーヤング   4・5倍

 シエラレオーネ     4・5倍

 ジャーナリズム     6・0倍

 マインドフレーム    7・0倍

 アンティクエリアン  11・0倍

 バエザ        11・0倍

 ネバダビーチ     21・0倍

 コントラリーシンキング51・0倍

 3・5倍で1番人気は、昨年2着のフィアースネス(牡4歳、米・トッド・プレッチャー厩舎、父シティオブライト)。昨年1着のシエラレオーネ(牡4歳、米・チャド・ブラウン厩舎、父ガンランナー)、3着のフォーエバーヤングが4・5倍で2番人気タイとなっている。

編集部おすすめ