来季から中日の1軍ヘッドコーチに就任する嶋基宏氏が30日、ナゴヤ球場で就任会見を行った。

 今季までヤクルトでヘッド兼バッテリーコーチを務めた嶋氏は「(ヤクルトとの契約が終わったタイミングで)一番最初に連絡いただいた、その熱意に応えたい。

来年は球団創設90周年。その年に優勝して、嶋が来てくれてよかったと思ってもらえるように勉強して、成長して、少しでも力になりたい思いです」と背筋を伸ばした。

 嶋氏は、中京大中京を経て、国学院大に進学。2006年大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団。13年に球団初のリーグ優勝と日本一に貢献。10、13年にはベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞。2019年オフに楽天からヤクルトに移籍。選手兼コーチ補佐を務めた22年限りで現役を引退し、23年はバッテリーコーチ兼作戦補佐を務めた。この日の練習から、1軍に合流する。

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