今季5位からの逆襲を期す西武の秋季キャンプが30日、宮崎・南郷と埼玉・所沢の球団施設で始まった。

 1軍、ファーム共に今秋のテーマは「フィジカル強化」。

埼玉・所沢の球団施設では早速、野手が筋力面や打球速度など様々な数値の結果によって分かれた「フィジカル組」と「バランス組」の2班で練習。昼食後には、新たな取り組みとして「昼寝」の時間が設けられた。

 埼玉・所沢組の指揮を執る小関ファーム監督は「野手に関しては例年とは違うキャンプの形を取っている。中身の部分は、選手個人個人がどういう意識を持って取り組むかが大事。同じフィジカルトレーニングをやるにしても、どれだけ追い込めるかは一人一人変わってくると思う」と選手に主体性と向上心を持ち行動するよう訓示。秋季キャンプは11月17日まで行われる。

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