J1の京都は30日、京都・城陽市内で約1時間半の練習を公開した。MF中野瑠馬が取材に応じ、今季の残り3戦に向けて意気込んだ。
25日に首位・鹿島との直接対決(1△1、サンガS)を終え、京都は3試合を残して鹿島と勝ち点差5の3位につけている。鹿島戦では1点リードの後半アディショナルタイム、ラストプレーでFW鈴木優磨に同点弾を許した。その直前、中盤から中野が左サイドを持ち上がり、パス交換で相手陣深くまで進入。結果的にボールを中に送る形となると相手に渡り、失点シーンにつながった場面があった。中野は試合を締める判断も含めて「あのプレーの後に自分がクロスを上げさせなかったりもできた。そういうところも含めて自分はやっぱりまだまだ」と振り返った。試合後には、仲間の前で謝罪の言葉も述べた。
直近の休みの日には、試合の映像も見返した。「なかなか、ああいう経験がなかった。初めてこういう大きな試合で、あの敗れ方、関わり方をしてしまった。自分が知っている中でも知らない中でもいろんな人が支えてくれていて、そういう人のこととかも頭に出てくる。そういうところも考えたらただのワンプレーじゃなかったかなと思います」。
曺貴裁(チョウ・キジェ)監督も、名指しで成長をたたえてきた23歳だ。中野は鹿島戦でも、押し込まれる展開が増えた後半19分から出場。縦横無尽にピッチを駆け、ボールを運び、相手の圧力を押し返した。今季はリーグ初得点も記録するなど、存在感は日を増すごとに大きくなっている。多くの選手が「引き分けは負けと同じ」と話すなか、次戦は11月9日の横浜FM戦(サンガS)。優勝を諦めている選手は誰もいない。中野は「切り替えてやることがベストですけど、全部切り替えることが正しいことか、切り替えて頑張るというのを自分から発信してやっていくのが正解か分からないですけど、次の試合はやってくる。今できることをしっかり見つけてもう一回頑張らないといけない」と、自らに問いかけながら改めて決意。

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