楽天の投手コーチに新たに就任した小野寺力コーチが、岸孝之投手との“縁”を語った。ともに西武時代の2007年から4年間プレー。

「長く(現役を)やっているのはやっぱりすごい」と話し、「一緒にやっていて友達感覚になっている。そこは変わらないかなと思う」と明かした。

 岸との思い出を問われて口をついたのは、「初勝利(の権利のとき)で打たれた記憶があるんですよね。打たれた記憶のほうが残る」。岸がプロ初先発した07年3月30日の日本ハム戦(札幌D)で7回無失点と好投した岸の後を受け、9回に登板も2失点して初勝利の権利を消してしまったという。また9年間コーチを務めたヤクルトでもベテラン左腕の石川雅規投手がおり、「意外と線を引いてくれていた」。それを踏まえて「自分もしっかり(線を)引いていかないといけないかな。岸君にも厳しく言おうかな」と言いながら、すぐに「たぶんそれはできないので」と苦笑い。「しっかりコミュニケーションを取っていきたい」と話した。

 

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