◆SMBC日本シリーズ2025第5戦 阪神2―3=延長11回=ソフトバンク(30日・甲子園

 阪神が痛恨の逆転負けで、2023年以来、2年ぶり3度目の日本一を逃した。

 テレビ朝日系で元ソフトバンクの川崎宗則氏、中日・松山晋也投手と解説を務めた阪神前監督の岡田彰布氏は延長11回のソフトバンク・野村勇の右翼席への本塁打の瞬間、「風が…」とポツリ。

 ソフトバンク抑えの松本裕樹投手の前に阪神が無得点に終わり、シリーズ敗退が決まると「う~ん」「う~ん」と何度もうなった。実況アナウンサーは「川崎さんと松山さんは拍手。岡田彰布さんは腕を組んで見つめてらっしゃいます」と解説席の3人の様子をリポートした。

 感想を求められた岡田さんは「ね~。だから、一番抑えていた石井(大智)がね、やっぱり打たれたというね…」と言うと「う~ん…、う~ん」と、再びうなり続けた。

 さらに小久保監督の胴上げを見届けると「(オーナーの)孫(正義)さんが来てないね。孫さん、忙しかったかな、東京でね」とポツリ。

 シリーズ全体の感想を聞かれると「そう…。だから、2試合やって、2戦目を抜いて4試合が1点差ゲームでしょ。1点差というのは紙一重に見えるけど、やっぱり痛かったのは2戦目で山川に火をつけたっていうかね、おーん」と分析。

 「短期決戦だから、流れ的には2戦目の負けがね。1戦目、勝ったわけですからね。

あれが…。やっぱり、そこから4連敗したわけでしょ、結局。そこが大きかったなと思いますね」と続けていた。

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