ドジャースのD・ロバーツ監督(53)がワールドシリーズ(WS)第6戦を翌日に控えた30日(日本時間31日)、敵地・トロント(カナダ)での練習で爆笑をかっさらった。

 突然、球場にいた俊足の金慧成内野手にベースランニング対決を提案。

53歳ながら軽快な足取りでリードを保ったが、二塁ベースを回ると、足がもつれてヘッドスライディングをするように転倒。バッタリと倒れ、グラウンド内にいた関係者らは大爆笑。右ふくらはぎをつったかのようなリアクションもおどけて見せ、和やかな雰囲気が漂っていた。

 ロバーツ監督は現役時代は“盗塁の名手”とされ、MLB通算263盗塁。パドレス時代の2006年には49盗塁をマークした俊足の持ち主だった。

 ドジャースは前日29日(同30日)のWS第5戦の本拠地・ブルージェイズ戦で完敗。2勝3敗となり、崖っぷちに立たされた。この日にトロント入りし、チームはブルージェイズの本拠トロントのロジャーズ・センターで練習を行った。

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