ルヴァン杯決勝・柏―広島(11月1日・国立)の前日会見が31日、試合会場の国立競技場で行われ、J1柏はリカルド・ロドリゲス監督とDF古賀太陽が出席した。広島とは今季のリーグ戦2戦で引き分け。

決着がついていない中、古賀は「広島さんはやることがはっきりしているチームで、明日も拮抗(きっこう)したゲームになる。どれだけチャンスを仕留めきれるかが鍵になってくると思います」と、明日に迫った一戦を見据えた。

 国立の決勝は苦い記憶がよみがえる。2020年のルヴァン杯決勝はFC東京に1―2で敗れ、23年の天皇杯決勝は川崎と120分経過しても0―0のまま、PK戦に突入。両チーム10人が挑んだPK戦で敗れ、涙を飲んだ。

 古賀も「個人的には国立の決勝では2回、苦い思い出をしている」と話すと、「3度目の正直と言いますか、ここまでチームとしてもタイトルが遠ざかってきた中で、やっとこうしてチャンスをつかむ時が来た。今シーズンやってきたことに自信を持ちながら、いつも通りの自分たちのサッカーを表現しながら勝てるようにチーム一丸となって戦いたい」と言葉に力を込めた。

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