JRAは10月31日、インターネット馬券購入サービスの即PATがPayPayと連携することを発表した。予定では12月19日から開始する。

現在でもクレジットカードは利用可能だったが、コード決済事業者からの入金に対応するのは今回が初となる。

 同サービスではJRA指定の銀行口座を保有していなくても、PayPayの利用者は即PATへの登録が可能となる。1節の入金(チャージ)上限額は10万円で、1日2回までは手数料が無料。しかし、3回目以降の入金は即PATと同様に1回につき15円の手数料が発生する。

 また、払戻金や購入資金残高は基本的にPayPayでの受け取りとなる。例外として100万円(一部利用者は80万円)を超える残高はPayPayで指定の本人名義の金融機関口座に手数料無料で振り込まれる形だ。

 PayPayによる公営競技の馬券購入は23年12月に大井競馬場の投票端末でも利用可能となった。紙の馬券が気軽に買えることに加え、同年3月末にATMが撤去されたこともあり、その利便性が高く評価されていた。

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