プロボクシングIBF世界フライ級王者の矢吹正道(33)=緑=が、12月27日に愛知県国際展示場で指名挑戦者の同級1位フェリックス・アルバラード(36)=ニカラグア=との初防衛戦に臨むことが31日、発表された。興行をプロモートする元世界3階級制覇王者・亀田興毅ファウンダー(38)が、当初海外メディアで報じられた低額ファイトマネー騒動について説明した。

 アルバラード戦は9月に興行権の入札が行われ、アルバラードと契約するMPプロモーションが3万ドル(約450万円)で落札。海外メディアは当初、この試合が11月にメキシコで開催され、王者・矢吹のファイトマネーが1万9500ドル(約293万円)、アルバラードが1万500ドル(約158万円)になると報道。異例の低額ファイトマネーが、ネット上でも話題となっていた。

 最終的には「SAIKOU×LUSH」が興行権を買い取り、日本での12月開催が実現。亀田ファウンダーは「ファイトマネーは出ている金額と全然違いますよ。ケタが違います。矢吹君に対してもSAIKOU×LUSHの世界戦の基準で当然出していますから。アルバラードも(海外報道より)もっと高い」と明かした。

編集部おすすめ