歌舞伎俳優の尾上左近が、来年2月21~23日に横浜アリーナで開催する「新世紀エヴァンゲリオン」のフェスイベント「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」の3日目(23日)に上演するエヴァ歌舞伎に渚カヲル役で出演することが31日、発表された。

 エヴァ歌舞伎のタイトルは「歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン」に決定。

2月23日午後6時から同フェス内のステージエリアで上演する。歌舞伎舞踊と歌舞伎ならではの邦楽(歌舞伎音楽)、そして映像が織りなす一期一会の舞台。このほど、初公開されたキービジュアルでは、夕日に照らされた海の上に白装束で浮かぶ渚カヲルと、砂浜にたたずみ大型の槍(やり)を持つ碇シンジが和テイストで描かれている。

 渚カヲル役の左近は「この記念すべきイベントに携わらせていただけること、光栄に思います」と喜びのコメント。公演に向けて「インパクトが強く、独特な世界観を持つこの作品をどう歌舞伎で表現できるのか、今からとても楽しみです。めでたい節目に花を添えられるよう、精一杯つとめさせていただきます」と意気込んでいる。

 碇シンジ役は後日、発表する。

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