31日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため韓国・慶州を訪問中の高市早苗首相がこの日、中国の習近平国家主席と初めて会談することを報じた。

 日米首脳会談に始まり、日韓首脳会談、そして周国家主席との会談と短期間でこなし続ける高市首相についてコメンテーターで出演の元衆院議員でタレントの杉村太蔵が「これだけ外交で成果をあげて、支持率も上がってくると、やっぱり信を問いたくならないかなって気が、僕なんかはするんですよ」と高市氏が人気の高いうちに解散・総選挙に打って出る可能性に言及。

 この発言を受け、政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は年末の解散・総選挙の例について「(11月に解散に踏み切った)野田(佳彦)さんの時は民主党が政権を失った選挙。安倍(晋三)さんの時も11月、12月に解散・総選挙して勝ってるんです。でも、今の時代からすると、まず成果をあげるのが先だと。日本維新の会と合意内容を詰めて、これだけできましたというのが先だというのが高市さん及び日本維新の会の希望だと思います。僕は年末年始解散の可能性は低いと思ってます」と発言。

 「もう一つは公明党、創価学会の票が来るかどうか分からないわけですよ。これは大きいんで」と続けたところで杉村が「今やったら、単独過半数行けるんじゃないか?みたいな。議員からもそういう期待の声が出てくるんじゃないかと思って」と聞くと「もう(そうした声が)出てきてますけど、今、選挙をやって、世論調査上は高い支持率が出てても実際に選挙になると、逆の風になる可能性も十二分にあるんですね。だから、選挙戦略をしっかり立ててからやるべきだろうと思います」と田崎氏。

 高市首相が総選挙に踏み切る時期については「僕は来年の後半以降だと思って見てるんです」と話すと「前回の衆院選挙が去年の10月ですから、それから1年ちょっとしか経ってない。やはり2年近く経たないと、ちょっとどうかなと思います」と答えていた。

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