全日本スキー連盟は31日、都内で2025~26年季に向けた会見を開き、河野孝典競技本部長が来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪の目標について「金メダルは4個以上。メダル総数9個以上」と掲げた。

これまでの日本の金メダルは98年長野大会の3個、メダル総数では22年北京大会の8個が最多で、いずれも過去最多記録を目指す。

 フリースタイルスキー男子モーグルで北京五輪銅メダルのエース・堀島行真(トヨタ自動車)は出席し「僕がその金メダル予想に入っていてほしい。期待されている結果になるように頑張りたい」と決意。ミラノ大会から加わる種目のデュアルモーグルとの2冠で貢献するつもりだ。

 今季限りで引退を表明し、五輪6大会連続出場を目指す37歳の渡部暁斗(北野建設)も「やっぱり金メダル(が目標)。言わなくても察してくれよ、とも思うけど、やっぱり注目してもらえたり、応援してもらうためにはメディアの力も借りないといけない。メダルじゃなくて金メダルという発言は、積極的にしていきます」と4大会連続のメダル獲得へ闘志を燃やした。

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