ハロウィーン当日の31日、東京・渋谷のスクランブル交差点付近では厳戒態勢の警備が敷かれた。

 JR渋谷駅のハチ公前広場は縮小され、ハチ公は見られない状態に。

駅前の書店や飲食店では臨時休業や営業時間を短縮する店も散見された。さらに今年は、混雑緩和のためか、31日朝から翌11月1日早朝にかけて同駅周辺の喫煙所が封鎖。警察も人通りの少ない午後4時頃から警備にあたるなど警戒態勢でトラブル防止に努めた。

 渋谷のハロウィーン恒例となったDJポリスはこの日も出動。センター街入り口とJRハチ公口付近の3人体制で降りしきる雨の中「立ち止まることなく前の方に続いてゆっくりお進みください」と雑踏事故防止を呼びかけた。

 今年は大雨のハロウィーンとなったが、昨年も渋谷に来た会社員女性によると「コスプレをしている人は少ないが(人は)去年よりも多い印象。雨の影響でポリスの声も大きくなるし、傘を差しているのもあってごちゃごちゃしている感じ」と昨年からの変化を語った。19時半頃にはJRハチ公口が閉鎖されるなど事故、トラブル防止のため、様々な対策が講じられた。

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