京都11R・ファンタジーステークス・G3・馬トク激走馬=ベレーバスク

 新馬V、サフラン賞2着から挑むベンバトル産駒。父は18年のドバイターフなどG1を3勝した新種牡馬。

新馬戦が、産駒の初勝利となった。好位で立ち回るセンスの良さが光る好素材で、手綱を執った石神深道騎手、丹内祐次騎手ともに「走る馬」と評価はすこぶる高い。

 中間はウッドチップコースで入念に追われ、直前も弾むようなフットワークで伸び切り、コンディションは最高だ。

 サフラン賞組は、過去10年で勝ち馬ウォーターナビレラを出すなど【1・1・0・2】と好相性。清水英調教師は「距離は1400メートルがちょうどいいと思うし、自分のタイミングでいければ勝つチャンスはある。まだこの馬の実力は見せていない」と気合十分。仕掛けどころがピタリ合えば、ここで大仕事があって驚けない。

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