日本相撲協会は1日、元小結・遠藤(追手風)の現役引退と、年寄「北陣」襲名を発表した。

 抜群の人気と技で沸かせた遠藤の現役引退に、同じ時津風一門で、得意は左四つという共通点のある幕内・若元春(荒汐)は「とても優しい方だった。

前さばきが上手だったので、いろいろ相撲も見させてもらった。技術では全く及ばなかった。まだまだ現役を続けられるものと思っていた」と残念がった。

 遠藤は3歳年上。「同じぐらいの世代の人たちが辞めていくと、自分もいつまでもやれると思っていては、ダメだなと思う。いつ終わってもいいように、悔いを残さないように、しっかり向き合いながら、やらないといけない」と話した。

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