◆ゼット杯 第55回日本少年野球関西秋季大会 ▽小学生の部・準決勝 堺中央ボーイズ(大阪阪南支部) 14―6 滋賀大津ボーイズ(滋賀県支部)(11月1日・宇治市黄檗公園野球場)
小学生の部の準決勝が行われ、大会史上初となる3連覇を狙う堺中央ボーイズが夏の全国大会覇者の滋賀大津ボーイズに逆転勝ちし、決勝進出を決めた。2日、3年ぶりのV奪還に燃える香芝ボーイズ(奈良県支部)と対戦する。
大逆転劇で、堺中央が大会史上初の3連覇に王手をかけた。初回、青山主将の適時打で先制するものの、その裏に4失点。2回にも2点を奪われ劣勢となった。
しかし5点を追う3回。先頭・石田の左翼へのソロ本塁打で反撃開始。「ベンチからいっぱい声援があって、期待に応えられてよかった」と話す3番打者の今季第2号で口火を切ると、4番・長村から青山、大牟田と3連打で加点。1死一、三塁では阿部が適時三塁打、続く堀内がスクイズを決め、5点を奪い返し、試合を振り出しに戻した。
勢い止まらず、4回無死満塁で青山主将が押し出し四球を選択し、勝ち越し。一挙6得点とリードを広げた。青山は2回2死一、三塁から登板し、1球でピンチを切り抜け流れを引き寄せた。4回3分の1を無失点に抑えたキャプテンは「声を出したら勝てるってずっと言っていた。決勝に行けてうれしい」と笑みを浮かべた。
スタメン全員が安打をマークするなど18安打14得点で夏の全国王者を撃破。打撃力が上がったという今大会は3試合計33得点と大暴れだ。先輩たちが見てきた頂点の景色まで、あと1つ。3安打1打点の長村は「決勝はいつも通りのプレーで。打点もあげたい」と気合十分。青山は「3連覇がかかってる。勝つことだけを考えたい」と気を引き締めた。










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