◆東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第1日▽早大5―3慶大(1日・神宮)
巨人からドラフト2位指名を受けた早大・田和廉(たわ・れん)投手(4年)が連盟創設100周年イヤー最後の公式戦となる早慶戦で9回に登板し〝セーブ〟をマークした。3点リードから1点を失ったものの、ドラフト後初登板で守護神として白星は守り「(大学)最後の早慶戦ということで少し力みが出たかなと思います。
楽天2位指名の先発・伊藤樹投手(4年)とのリレー。小宮山悟監督は本調子でなかった右腕について「帰ってから説教です(笑)」と愛情を込めてコメントし、田和も「実力もまだまだ」と受け止めた。リーグ戦デビューした2年春に自己最速152キロを計測するも、登板4試合目で右肘じん帯を断裂。トミー・ジョン手術、過酷なリハビリを乗り越えて3年秋にマウンドへカムバックした。独特なスリークオーターからシンカー、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を球速帯を変えながら操る投球が武器だ。
ドラフト指名直後に「お話を聞きたい」と名前を挙げたのが巨人のセットアッパーを務める大勢。同じ変則右腕であり、その大勢からはアンサーのような形で「僕も田和くんと一緒に」などと言及してもらった。早くも歓迎ムードを作ってくれている先輩に対して「本当に日本を代表するピッチャーで、そういったアンサーをもらえて非常にうれしいですし、入ってからも色々なことを聞きやすいなと。お話を聞いて、自分の力に変えていければなと思っています」と感謝していた。
◇田和 廉(たわ・れん)2003年5月2日、京都府生まれ。22歳。早実では1年夏からベンチ入り。甲子園出場はなし。早大では2年春にリーグ戦デビューし自己最速152キロを計測するも、登板4試合目で右肘じん帯を断裂。右肘内側側副じん帯再建術を受けて24年9月に復帰。1日時点でリーグ戦通算28登板で2勝1敗、防御率2・19。183センチ、87キロ。右投右打。










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