◆米大リーグ ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ―ドジャース(1日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズが1日(日本時間2日)、ワールドシリーズ第7戦で大谷翔平投手から幸先よく先制した。3回は先頭スプリンガーが左前打で出塁。

続くルークスが犠打と暴投で、申告敬遠で1死一、三塁とすると、B・ビシェット内野手が特大の先制3ランを中堅左に放り込んだ。本拠地は大熱狂。今季のポストシーズンはこれで計104得点。2002年のエンゼルス、20年のドジャースを上回る同一ポストシーズンの最多得点となった。マウンド上では大谷がぼう然と立ち尽くし、直後に2番手ロブレスキーが登板した。

 初回は、先発・大谷翔平投手(31)からスプリンガーが左中間へのヒットで出塁。だが、1死からゲレロが見逃し三振に倒れると、一塁ランナーは四球と勘違いして飛び出し、タッチアウト。痛恨の三振ゲッツーに倒れた。2回は、四球と2本のヒットで2死満塁とすると、9番のA・ヒメネス内野手は空振り三振に倒れた。

 勝てば32年ぶりの世界一、負ければドジャースに2年連続WS制覇を献上することになる運命の一戦。先発マウンドを託したのは、サイ・ヤング賞3度の右腕マックス・シャーザー。史上最年長の41歳97日でWS最終戦登板を果たした。

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