ヤクルトが2日、愛媛・松山で秋季キャンプをスタートさせた。池山隆寛新監督(59)は、参加選手の最年長が26歳と、若手中心のメンバー構成となった選手に「有名になって、私服になったときでも覚えられるような選手になってほしい」と奮起を促した。

 初日から“池山流”でレベルアップを図った。「自分がどういうふうになりたいかが一番大事」と個別練習を重視し、全体練習はウォーミングアップを含めた午前中の2時間30分のみ。午後の練習は選手各自の判断に委ねた。昼食後の打撃練習では自ら打撃投手として登板し、北村恵吾内野手(24)を打者に指名。約10分間、直接指導を行った。

 新政権のテーマは「対話、元気、笑顔」を掲げるブンブン丸監督。「コーチ、選手と話しながら、手伝えるところを手伝って(いきたい)」。実りの多い秋にする。(北村 優衣)

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