2日放送の日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ!」(日曜・午後6時)では、史上最悪の死者数で「災害級」とも言われるクマ被害について特集した。

 駆除を要請される立場のハンターに大きな負担がかかっている現状について聞かれたコメンテーターで出演の教育評論家で法大名誉教授の尾木直樹さんは「それは(ハンターの)負担になると思いますよね」とまず発言。

 その上で「教育的に考えたら、やはり(クマの)命の大切さと、どう人の命を守るのかという相反するような問題をどう捉えていくのかというのは、やっぱり子供たちにちゃんと情報を与えた上で、子供たちに議論させる、考えさせるというのがすごく重要なんで」と続けると「今、フェイクニュースが随分、流れてるんですよ。クマはかわいいよみたいなね。手からエサをあげているフェイクニュースとかね。そうしたところのメディア・リテラシーも含めて、ちゃんと子供たちとともに学んでいくということが極めて重要だと思います」と指摘していた。

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