フィギュアスケート グランプリシリーズ第3戦 スケートカナダ 最終日(2日、カナダ・サスカトゥーン)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位のイリア・マリニン(米国)は歴代最高得点となる228・97点をマーク。合計でも、自己ベストで歴代2位の333・81点。

第1戦のフランス大会に続き、GPシリーズ2連勝を飾った。

 圧巻の演技だった。冒頭の4回転フリップは出来映え点(GOE)4・40点を引き出す。後半の4回転ルッツ―オイラー―3回転フリップでもGOEは4・11点で、最大の武器、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を封印しても史上最高得点を更新した。フリーだけで2位に60点以上、合計では80点差をつけての勝利。世界王者が異次元の存在感を見せつけた。

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