ドジャース大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、早すぎる切り替えを明かした。

 ドジャースは1日(同2日)のワールドシリーズ第7戦で延長11回の接戦を制して球団史上初となる2年連続のワールドシリーズ制覇を達成。

大谷は中3日で先発登板して3回途中まで投げただけでなく、打っても2安打を放つなど投打の二刀流でシーズン最後までフル回転した。

 第7戦の試合後には「まだ終わったばかりなので今日、明日ぐらいはもちろんこの勝利に存分に浸りたいなと思います」と口にしていた大谷。だが、2日(同3日)に第6、7戦を戦ったカナダ・トロントから本拠地の米カリフォルニア州ロサンゼルスに戻り、この日は真美子夫人とともにロサンゼルスで行われた優勝パレードに参加し、パレードのバスで行われたインタビューで「もちろん試合で勝つのも素晴らしいですし、こうやってパレードでみんなと喜べるのは何より素晴らしい経験だなと思います」と喜びを口にしながらも「今はもう3回目に向けて切り替えている」と、来季への3連覇へ向けて気持ちが向いていることを明かした。

 大谷はエンゼルス時代の18~23年はポストシーズンに縁がなかったが、昨季自身初めて出場したポストシーズンで頂点に立つと、今季も2連覇を達成した。

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