今季までタイガースアカデミーのコーチを務めていた阪神OBの桑原謙太朗氏が4日、兵庫・西宮市内の球団施設で投手コーチ就任会見に臨んだ。背番号は81。

「期待感とまた緊張感と。何十年前かにドラフトで入った時と同じような心境になっています。これからしっかりと自分の役割を考えていきたいです」と決意に満ちた表情で語った。

 桑原投手コーチは奈良産業大から2007年大学・社会人ドラフト3巡目で横浜に入団。その後にオリックス、阪神と移籍し、阪神在籍時の2017年に67登板で43ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

 「(現場を)離れてから長いので若手、中堅、ベテランの選手とコミュニケーションを取っていきたいのと、若手の選手の活躍が著しいので、ベテラン選手の底力に期待していきたいなと思います。苦しい思いもしながら、楽しい思いもあるということを伝えていきたいです」と力を込めた。

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