タレントの田村淳が5日、都内で書籍「田村淳のお城の歩き方 ~マンガでタイムスリップ! 対決!! 日本の名城~」(1760円、マイクロマガジン社)発売記念記者会見を行った。

 同書は7日に発売される淳による初のお城ガイド本。

日本各地のお城を巡り、数多くのお城観光大使としても活躍する淳が、日頃から提唱している「足軽目線」で、城の構造を観察していくストーリー。お城の入門書となっている。

 田村は出版に至った経緯について「小学生の頃から好きだったお城。お城のことをずっと発信してたら、お城の観光大使という役目を授かるようになりまして。テレビ番組などでお城の解説をする番組をする中で、もっと入門書的なものを作ることができないかというお話をいただいて、今回、出版に至りました」と説明し、「とてもわかりやすく書けて、お城の入門書としてはとてもいい本ができたなと思っております」と自信を見せた。

 親子で楽しめる内容になっている同書。田村は「僕がこの本を作るにあたって、この原稿を娘に見せながら、制作した」と明かし、「うちの小学3年生の娘が、(本を読んで)きちんとお城のことを理解できて、娘は娘で、お城好きになっています。(武将は)武田信玄が好きらしい」と娘への影響もあったとのこと。

 今までは娘と一緒にお城に行ったことはなかったというが、「これからですね」と父としても夢が広がった模様だ。

 文化的、歴史的な価値のあるお城への思いがある。「みんなで現存のお城を守るためには、お城のことを理解しないといけない。みんなが手っ取り早く簡単に『お城ってなんで必要なんだっけ』とか、『なんで日本にお城ってあるんだっけ』みたいなことを伝えられたらいいなっていう思いはある。

観光大使としてもそうですし、日本人としても、この文化遺産をみんなで守っていくというきっかけになってほしいなっていう思いはあります」。発売日である7日には東京・芳林堂書店高田馬場店で、12日には大阪・TSUTAYA EBISUBASHIでそれぞれサイン本お渡し会&ツーショット撮影イベントを行う予定だ。

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