◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王座統一戦12回戦 正規王者・堤聖也―暫定王者・ノニト・ドネア▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・高見亨介―WBO王者・レネ・サンティアゴ(12月17日、東京・両国国技館)

 WBA世界ライトフライ級王者・高見亨介(23)=帝拳=が12月17日、両国国技館でWBO世界同級王者レネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=との王座統一戦に臨むことが6日、発表された。

 高見は今年7月にWBA同級王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)に10回TKO勝ちし、プロデビュー以来無傷の10連勝(8KO)で世界王座を獲得。

サンティアゴは3月に岩田翔吉(帝拳)を判定で下してWBO王座を獲得しており、高見にとっては同門の岩田のリベンジも懸けた統一戦となる。

 高見は先月17日の取材で、今後対戦したい相手として「同じ階級なら、やっぱり(岩田)翔吉君に勝っているサンティアゴ選手とかとは試合してみたいなと思いますね」と話し、9月後半から本格的に練習を再開し減量も始めていることを明かしていた。

 戦績は高見が10戦全勝(8KO)、サンティアゴが14勝(9KO)4敗。

 ◆高見 亨介(たかみ・きょうすけ)2002年4月5日、東京・新宿区生まれ。幼稚園の年長でキックボクシング、小学校2年でボクシングを始める。中学1年から帝拳ジムで練習。目黒日大高でインターハイ、国体優勝。アマ戦績は43勝4敗。22年7月にプロデビュー。25年4月に日本ライトフライ級王座を獲得。同年7月、WBA世界ライトフライ級王座を獲得。身長166センチの右ボクサーファイター。

編集部おすすめ