カブスが6日(日本時間7日)オプションを行使せずにフリーエージェント(FA)となった今永昇太投手にクオリファイングオファー(QO)提示期限のこの日を提示したと、複数の米メディアが伝えた。

 2024年カブス入りした今永。

カブス側が来季から3年5700万ドル(約87億4000万円)のオプションを行使するかの選択肢を持っていたが、これを破棄。今永も1年1525万ドル(約23億4000万円)のオプションを行使するかどうかの権利があったが、こちらも破棄してFAになった。

 QOとはFA選手に元の所属球団が提示する制度で、選手側が受諾した場合、メジャーの年俸トップ125人の平均額を算出した額の単年契約となる。今季のQOの金額は2220万5000ドル(約34億円)となっている。他球団移籍の場合はドラフトの権利を引き替えにもらえるシステム。

 米大リーグ公式サイトによればフィリーズのカイル・シュワーバー外野手、ブルージェイズのボー・ビシェット内野手らに今永も加え13選手に提示された。

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