バスケットボール◇全国高校選手権静岡県予選 第6日▽女子準決勝 浜松開誠館71―63浜松学院興誠(8日・静岡県武道館)

 10連覇を狙う浜松開誠館が浜松学院興誠を下し、全国大会(ウィンター杯)出場に王手をかけた。U18日本代表でPG前川桃花主将(3年)が大活躍。

3点シュート7発を含むチーム最多29得点をマークして勝利に貢献した。

 絶対女王が一時は、相手にリードを許すなど苦しんだが、1年からレギュラーとしてプレーする主将が存在感を見せた。自らゴールを決めるだけでなく、アシストで攻撃をけん引。「正直焦りはあったけど、それを見せると回りが不安になるので、見せないように意識した」と勝利に笑顔を見せた。

 今月4日には、一足早く「吉報」が届いた。立大経済学部のアスリート選抜入試で合格。「進路も決まって、これでバスケに集中出来ます。ウィンター杯は集大成。高校生活で一番だったというプレーをしたい」と、前川。先輩から受け継いだ連覇のたすき。節目のV10を達成して全国の切符を手に入れる。

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