9日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)では、日本維新の会の藤田文武共同代表がしんぶん赤旗で公金還流疑惑を報じられた件を取り上げた。

 司会の膳場貴子アナウンサーに「政治とカネがこれだけ厳しく問われる中での発覚したわけですけど、どう見てますか?」と聞かれたコメンテーターで出演のフォトジャーナリスト・安田菜津紀氏は「明確に違法とされなければ、政治家は何をやってもいいわけでは当然なく、倫理的にもその言動は問われてくるわけですよね」と、まずコメント。

 その上で「身を切る改革どころか身内びいきだったということになるのであれば、これって言行不一致もはなはだしい事態だと思うんですよね」と続けると「かつ藤田さんはこの問題を取材してきた側の(記者の)名刺をネット上にさらしてるんですね。仮に取材に反論するにしても、まったく必要のない行為である上に『ここに叩いていい対象がいるぞ』って無用な攻撃だったり中傷を呼び込むことは明らかなわけですよね。それを正当化し続けることも含めて何重にも悪質だなと思います」と話していた。

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