京都市はこのほど、京都市体育館と、西京極総合運動公園プール兼アイススケートリンク(京都アクアリーナ)のネーミングライツ契約を交わす事業者を募集することを発表した。施設の魅力を高めるとともに、新たな財源を確保することなどを目的としている。

 バスケットボールB1京都ハンナリーズが本拠地とする京都市体育館は、2023年10月から片岡製作所と10年契約を結び、「かたおかアリーナ京都」の名称を使用していたが、今年9月に双方の協議により契約を解除していた。

 市の募集要項では、契約予定価格は京都市体育館が年間1700万円以上、京都アクアリーナが同550万円以上(ともに税込み)で契約期間は3年。今月6日から12月12日まで募集する。要項によると、名称は「スポーツ施設の通称として誰もが理解できるものとし、『京都』などの所在地を表す地名を含む通称としてください。ただし、京都アクアリーナについては、『京都アクアリーナ』の愛称を含む通称とします」としている。

 京都市体育館は1964年に開設され、最近では2013年度に大規模改修が行われた。アクアリーナは2002年にオープンした。

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