フィギュアスケート グランプリシリーズ第4戦 NHK杯 エキシビション(9日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 NHK杯閉幕から一夜明けた9日、会場ではエキシビションが行われた。ペアで4位に入った長岡柚奈、森口澄士(木下アカデミー)組は、タンクトップのアクティブな衣装で登場。

森口が長岡をバーベルのように持ち上げる“ベンチプレス”を披露するなど、フレッシュが2人が会場を盛り上げた。

 この日取材に応じた長岡は、大会を振り返り「自己ベストを更新して(合計)200点台に乗せられたのはよかったけど、3位まであと1点だったことを後から知って、悔しい気持ちが出てきた」とコメント。森口も「僕もやっぱり、うれしさと悔しさと。課題も残っていて伸び代がある。たくさんの感情があるので、全ての気持ちを大事に次に向けて頑張りたい」と語った。

 「ゆなすみ」は、SP4位、フリーは3位で合計202・11点の4位。初めて大台を超え、表彰台に迫った。世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)と共に、日本で史上初となるペア2組での五輪出場を目指す2人。GPシリーズ第6戦のフィンランド大会へ「今回の試合で自分たちが評価していただけたこと、フィードバックもいただけたので。そこを直して、またいい演技が出来たら」と意気込んだ。

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