【高校サッカー】日大藤沢が２大会ぶり８度目の選手権切符　中村憲剛氏の長男・龍剛も父が見守る前で躍動…神奈川県大会決勝
優勝し喜ぶ日大藤沢・MF中村龍剛（カメラ・越川　亙） 画像（1枚）

◆全国高校サッカー選手権神奈川大会　▽決勝　日大藤沢１―０桐光学園（９日・ニッパツ三ツ沢球技場）

　日大藤沢は決勝で桐光学園に１―０で勝利し、２大会ぶり８度目の全国高校選手権（１２月２８日開幕）出場を決めた。

　４―２―３―１の布陣で挑んだ日大藤沢は、序盤からボールを保持しながら攻撃を組み立てていった。

前半はスコアレスで折り返したが、後半３８分、日大藤沢のFW有川啓介（３年）がゴール前で左足シュートを放ち、ついに均衡を破った。

　元日本代表ＭＦで、川崎一筋の“バンディエラ”である中村憲剛氏の長男の龍剛（２年）はボランチで先発出場した。桜色のユニホームをまとい、時には最終ラインまでボールを受け取りに行きながらビルドアップに参加し、前半２４分にはシュートを放つなど躍動。父の憲剛氏が見守る前で優勝の味をかみしめた。

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