◆明治安田J1リーグ▽第36節 京都―横浜FM(9日・サンガS)

 横浜FMが敵地で3位の京都と対戦し、前半を1―0で折り返した。

 前日8日に勝ち点「5」差の降格圏18位の横浜FCが鹿島に1―2で敗れたため、京都に勝利すれば「8」差となり、2試合を残して残留が確定する。

引き分けでも勝ち点「6」差となり、現状で得失点差が「14」あることから、残り2試合で大きなアドバンテージを手にする重要な一戦。京都も引き分け以下で優勝の可能性が消滅するため、立ち上がりから両チームが激しい攻防を繰り広げる。

 横浜FMは前半16分にFW谷村がゴール前で決定機を迎えたがシュートは左に外れる。

 直後には京都が連続でチャンスを迎えるが、GK朴が好セーブを披露した。

 前半28分に横浜FMは植中が倒されてPKを獲得するも、クルークスの右へ蹴ったシュートは京都GK太田がセーブ。それでも、残留への執念を燃やす横浜FMは、前半35分にクルークスの左CKをFW谷村が頭でねじ込んで先制した。

 前半終了間際には京都の宮本、佐藤が連続でミドルシュートを放つも、ここもGK朴がセーブ。前半は横浜FMが1―0でリードして折り返した。

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