ソフトボール ニトリJDリーグ(9日、愛知・パロマ瑞穂野球場)

 上位チームによるプレーオフ(PO)第2ステージは降雨のため、10日に順延となった。午前10時半開始予定で東地区2位のビックカメラ高崎と同3位のホンダが対戦。

午後1時半開始予定で西地区2位の豊田自動織機と、PO第1ステージ勝者の東地区4位・日立が激突する。

 8日の第1ステージでは、日立が西地区3位の伊予銀行と対戦し、3―1で勝って第2ステージに進んだ。

 先発右腕の坂本実桜主将が7回、114球を投げきり、7奪三振、被安打3の1失点の完投勝利で導いた。ヒロインインタビューでは「私は完璧主義なので、相手にホームランを許してしまったのが悔しい。もっと強くならないといけないと思ったので、次の試合に生かしたい。(POに残って)たくさんソフトボールができる幸せを味わって進んでいきます」と力強く語った。

 打っては4回に5番・笠原朱里三塁手の右越えソロで先制。1―1の6回に伊予銀行の2番手・庄司奈々投手を攻めたて、8番・堀口佳乃一塁手の中前打などで2死満塁の好機をつくると、9番・唐牛彩名外野手が押し出しの死球。これが決勝点となった。続く1番・藤森捺未外野手も四球を選んで3点目を奪った。

 10日の第2ステージで勝ち進んだ2チームは、15日~16日に東京・ジャイアンツスタジアムで行われるダイヤモンドシリーズに進む。同シリーズから東地区1位の戸田中央、西地区1位のトヨタが参戦し、準決勝で第2ステージ勝者とそれぞれ激突する。

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