8月から活動自粛していたダンス&ボーカルグループ「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二が、来年から活動を再開することが9日、分かった。同グループの公式サイトで発表された。

 今市は4月に都内を走行中のタクシー内で男性運転手を脅し暴行したとして、7月に書類送検され、活動を自粛した。8月に解決金を支払うことで運転手と示談が成立。10月に東京地裁が不起訴の決定をしていた。

 この判断を受け、所属事務所が協議・検討を重ねた結果、今市は段階的な準備を進めた上で、来年から活動を再開することが決まった。同事務所は、今市について「自粛期間を通じて深く反省し、信頼を回復できるよう、改めて責任ある姿勢で活動に臨む決意を新たにしている」という。

【所属事務所コメント全文】

 弊社所属アーティスト 今市隆二に関するご報告 平素より温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。 今市隆二に関する事案につきまして、関係者の皆様、応援してくださっている皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫(わ)び申し上げます。 まず、本件につきましては、先般、検察庁から刑事事件としての処分はなく、不起訴処分となったとの正式な通知をいただきましたことをご報告いたします。 これを受け、改めて協議・検討を重ねた結果、現在の状況を総合的に判断し、今後の今市の活動につきましては、段階的に準備を進め、来年より活動を再開していく予定です。 本人は、自粛期間を通じて深く反省し、皆様からの信頼を回復できるよう、改めて責任ある姿勢で活動に臨む決意を新たにしております。弊社といたしましても、より一層の誠意ある対応を心がけながら、運営体制の見直しと継続的な支援を通じて、所属アーティスト・タレントの活動をサポートしてまいります。 皆様からいただいております、温かくも厳しいお言葉に対し、本人およびスタッフ一同、深く感謝申し上げます。

今後とも、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 令和7年11月9日株式会社LDH JAPAN

【今市隆二のこれまでの経過】

 ▼4月5日 今市が飲食店から帰宅する際、都内を走行中のタクシー車内で男性運転手の腕を引っ張り、運転席と後部座席の間にあるアクリル板を殴った上で「殺すぞ」などと暴言を吐く

 ▼7月31日 警視庁が今市を脅迫と暴行の疑いで書類送検。所属事務所が「本人に対して報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分を実施いたしました」と発表

 ▼8月1日 所属事務所が今市の当面の間の活動自粛を発表

 ▼同27日 10月4、5日のグループ初の単独スタジアム公演(大阪・ヤンマースタジアム長居)に出演しないことを発表

 ▼同28日 解決金を支払うことで、被害者のタクシー運転手との示談が成立したことを発表

 ▼10月21日 東京地検が不起訴とした

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