4人組多国籍ガールズグループ「aespa(エスパ)」が大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」への初出場が内定したことが9日、スポーツ報知の取材で分かった。

 日韓で高い人気を誇る4人が、満を持して大舞台への切符をつかんだ。

昨年リリースした「Supernova」「Whiplash」は今年に入って、国内でのストリーミング累計再生回数がヒットの目安とされる1億回を突破。「かわいい」と「カッコイイ」が同居するパフォーマンスを武器に、日本でも10代、20代を中心にファンを獲得し続けてきた。

 NHKでは、8月30日放送の音楽番組「Venue101」で一夜限りのスタジオライブを披露。SNS上で大きな反響を得ていた。同局関係者は「多くのK―POPのグループがひしめく日本の音楽シーンの中でも(デビュー前から)高い人気を誇り、存在感を示している」と評価した。

 aespaは2020年に韓国でデビュー。23年にミニアルバム「MY WORLD」が発売から1週間で169万枚を売り上げる大ヒットになった。同年には日本デビュー前にも関わらず、東京ドーム公演が実現。翌24年には、海外女性アーティストとして史上初の2年連続の東京ドーム公演を行い、大成功を収めた。

 来年4月に東京・大阪で初のドームツアーを控える4人。勢いを加速させ、年末には日本のステージで輝きを放つ。

 ◆aespa(エスパ)カリナ、ウィンター、ジゼル、ニンニンの4人組。

2020年「Black Mamba」でデビュー。24年「Hot Mess」で日本デビュー。「Supernova」は米ビルボード「2024年ベストK―POPソング」に選出、今年の「MUSIC AWARDS JAPAN」では最優秀アジア楽曲賞に輝いた。

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