◆大同生命SVリーグ 第3節  大阪B3-0東レ静岡(9日・三島市民体育館)

 東レ静岡は首位・大阪Bにストレートで敗れ、4連敗となった。これまで勝敗が並んでいた日鉄堺が北海道に勝利し、最下位に転落した。

 第1セットこそ23―25と終盤まで競り合ったが、元日本代表・西田有志(25)ら、相手の強烈なサーブに苦しめられ、3セットを連取された。阿部裕太ヘッドコーチ(44)は「強いサーブに押され、ブレイクされたことが大きかった。ビハインドの状況になってから、選手が崩れ、プレーの質が落ちてしまった」と振り返る。

 リーグトップのサーブレシーブ成功率を誇るリベロ武田大周(24)でさえも、思うようなプレーができず。11本のレシーブで成功は3本と、成功率27・3%にとどまった。「相手に強いサーバーが多い中で、自分たちが我慢しきれず流れを切れなかった」。前衛と後衛の連係もうまくかみ合わず肩を落とした。次戦は15日、VC長野とのアウェー2連戦を迎える。下を向く時間はない。すぐに再起を図る。

(伊藤 明日香)

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