プロボクシングの大橋ジムは10日、来年1月13日に東京・後楽園ホールで開催する「フェニックスバトル」の対戦カードを発表した。メインイベントの日本スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチでは、王者・石井渡士也(24)=RE:BOOT=が指名挑戦者の同級1位・池側純(27)=角海老宝石=を相手に2度目の防衛戦に臨む。

 石井は今年4月の日本同級王座決定戦で福井勝也(帝拳)を10回TKOで下し、2013年のRE:BOOTジムオープン以来、男子初の王者となった。8月に同級1位・津川龍也(ミツキ)に5回TKO勝ちし、初防衛に成功した。

 池側は10月の日本同級挑戦者決定戦で細川兼伸(ワタナベ)と対戦し3回負傷引き分けだったが、優勢点を得て挑戦権を獲得した。

 両者は3度目の対戦となる。22年10月の同級8回戦では引き分け。24年10月の日本同級挑戦者決定戦では石井が3―0の判定で勝利している。1年3か月ぶりの対戦となる。

 戦績は石井が10勝(7KO)1敗2分け。池側が8勝(2KO)1敗3分け。

 セミファイナルの日本ユース・ライト級(61・2キロ以下)級タイトルマッチ8回戦では、王者・岩本星弥(22)=JBスポーツ=が橋本舞孔(20)=DANGAN=の挑戦を受ける。

 戦績は岩本が9勝(6KO)1敗、橋本が6勝(3KO)1敗2分け。

 日本女子バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチでは、王者・山下奈々(27)=RE:BOOT=が同級1位・古川のどか(22)=北島=との初防衛戦に臨む。

 戦績は山下が6勝(3KO)2敗、古川が5勝1敗1分け。

 その他の対戦カードは以下の通り

 ▽フライ級8回戦

瀬筒陸斗(M・T)―相手未定

 ▽フライ級6回戦

末國龍汰(ライオンズん)―相手未定

 ▽スーパーフェザー級6回戦

池上いつ己(八王子中屋)―佐藤遼太(DANGAN)

 ▽ライト級4回戦

竹澤大治郎(大橋)―荒川大樹(T&T)

 ▽48キロ契約4回戦

箕輪湧陽(RE:BOOT)―常盤翔(T&T)

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