カタールで開催中のU―17W杯を視察した元フランス代表DFミカエル・シルベストル氏が、カタールの地方組織委員会のインタビューに応じ、同大会を称賛した。マンチェスターUやアーセナル、インテルといった名門クラブで400試合以上出場した同氏は、未来のスター候補が躍動する同大会について「サッカーの質は非常に高く、アグレッシブで、選手たちは全力を尽くしています。

グループステージはプレッシャーが厳しく、ピッチ上では精鋭の選手たちが繰り広げる試合を観戦できるので、そのクオリティーは格別です」と話した。

 さらにシルベストル氏が特に感銘を受けたのは、大会のスムーズな運営。「会場からインフラまで、特に私のようなゲストにとって、運営の水準は素晴らしい。選手たちがサッカーに集中し、世界の舞台で活躍するために必要なすべてがそろっています」。2022年のカタールW杯も観戦した同氏は「2022年のW杯では、1日で複数の会場で複数の試合を観戦することができました。スタジアム間の移動、ピッチの質、インフラなど、すべてがスムーズでした。U―17ワールドカップがカタールに決定した時は、心から喜びました。これは私にとって、これは誰にとってもwin―winの関係です」と語っていた。

 同大会に出場中のU―17日本代表は、1次リーグを2勝1分けの首位で突破。32強ラウンドへの進出が決定している。対戦相手は未定。決勝は11月27日にハリーファ国際スタジアムで行われる。

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