「FUNKY MONKEY BΛBY’S」のファンキー加藤が11日、インスタグラムを更新し、グループのディレクターを務めた若尾伸治さんが亡くなったことを明かした。

 「FUNKY MONKEY BΛBY’Sのデビュー当初から、長きに渡りディレクターとして携わってくれた若尾伸治さんがお亡くなりになりました。

音楽業界のことを…というより音楽そのものをほとんど分かっていない無知な僕らに、たくさんのことを教えてくれて、今日まで導いてくれた恩人です」と報告。

 「厳しい人でした。怒鳴られたことは何度もあります。妥協を許さず、最後まで(時には締切を延ばしてまで)可能性を高めるよう求められました。優しい人でした。ライブ中に無茶苦茶やり過ぎて現場のスタッフから怒られたときも『パンクだね~。カッコいいじゃん』とケラケラ笑ってくれました」と人柄を振り返り、「『Lovin’ Life』も『ヒーロー』も『あとひとつ』も、ファンキー加藤名義の『My VOICE』も『冷めた牛丼をほおばって』も、すべて若尾さんのアドバイスと共に作り上げました。これから先、この楽曲たちを歌い続けることで“若尾さんはここにいる”と思えるでしょう」とつづった。

 「でもね、若尾さん。やっぱり寂しいです。病に打ち勝って、また一緒に新曲のアイデアを考えて欲しかったです。いつもの『それじゃ売れる曲よろしく!』ってイタズラっ子のような笑みを見たかったですよ」と吐露。

 「年齢的なこともあり、ずいぶん前から食事に気をつけてましたが、もう大丈夫ですよ。テレビ局のお弁当2個食いしていたあの日のように、そっちで存分に食べまくってください。そして、たまにはFUNKY MONKEY BΛBY’Sのことも見守ってください。これからもステージ上で無茶するんで、ケラケラ笑ってくださいね」と呼びかけ、「若尾さん。ともに駆け抜けた日々、ともに叶えた夢、本当にありがとうございました。まだまだ僕らの音楽が鳴り止むことはないので、今は、どうか安らかにおやすみください」(原文ママ)と感謝をつづった。

編集部おすすめ