東都大学野球秋季リーグ2、3部入れ替え戦▽帝京平成大(3部)4―0国士舘大(2部)(11日・神宮)

 2部6位の国士舘大が3部1位の帝京平成大に連敗し、2026年春季リーグ戦は3部で戦うことが決まった。

 6回まで無失点と踏ん張っていた先発のエース左腕・渡辺拓幹(4年=駿台甲府)が7回2死二塁から味方の失策から1点を先制されると、さらに左越えへ2点二塁打を許して3失点。

打線も相手左腕投手の継投の前に4安打、無得点。試合後、選手はうなだれて涙していた。

 同じ顔合わせとなった昨年秋の入れ替え戦は引き分けのあと2連勝で残留したが、今季は2連敗。長井秀夫監督は「何とか勝たせてあげたかった。戦国東都と言われていますけど、帝京平成大さんも2部で十分に戦える力を持っている。第1戦で受け身になってしまい、相手を勢いづけてしまった」と悔しがった。

 来季は1986年春以来、40年ぶりに3部リーグで戦うことになる。指揮官は「こういう結果になって責任を感じていますし、勝ちながら切り替えていかなくてはいけない。私生活からしっかりチームを変えていかなくてはいけない」と厳しい表情で再起を誓った。

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