11日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、黒澤明監督「影武者」「乱」などで日本を代表する俳優として知られる仲代達矢さん(享年92)が死去したことを番組冒頭で報じた。

 コメンテーターで出演の女優でタレントの鈴木紗理奈は「黒澤映画って今でも…。

私、今年、カンヌ映画祭にちょっと行かせていただいて、映画勉強会みたいなのに参加させていただいたんですけど、その時にカンヌの審査員の一番偉い方が『私のあげる日本映画はこれや。もちろん、黒澤映画や。これを超える作品はいまだに日本には出てきていない』って」と話し出すと「何がすごいって『こんな撮影手法だった。役者がこうや』とか何時間も話す勉強会で、それくらいヨーロッパの方は日本映画イコール黒澤映画で、あれが『斬新でいまだにNO1』って言っていて。(日本に)帰って黒澤映画をまた見直したりしたんですけど、その時代を本当に引っ張ってらっしゃった方なんで亡くなられても作品は残り続けて、これからも世界の方に見ていただけるってことが続いていくと思う」と熱弁。

 「改めて私も見てない仲代さんの作品がたくさんあるのでチェックしたいと思います」と話していた。

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