俳優の玉木宏(45)が来年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「木曜劇場『プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮』」(後10時)に主演することが11日、分かった。同局の連ドラ主演は「キャリア~掟破りの警察署長~」(2016年)以来10年ぶりになる。

 「スマホを落としただけなのに」「遺留捜査」の大石哲也氏によるオリジナル脚本。かつては捜査1課の敏腕刑事だった天音(玉木)がすご腕の保険調査員として、張り込み、盗聴、変装など、あらゆる手段を駆使し、保険金詐欺疑惑案件の真相を暴いていく。

 玉木は「ひと言で表現すると“くせ者感”が強い人物。今後の内容で、理由は明らかになりますが、あまり素直な部分を見せない、見せられない、見せたくない性格だと思います」と分析。映像作品でフォーカスされなかった保険のリサーチ会社が舞台となるが「保険調査員として支払いに備えた事実確認をするため、さまざまな事案、裏側の渦の中に入っていくようなサスペンス感、謎解きをするようなミステリー要素もある作品。お楽しみいただければ幸いです」と語った。

 昨年はNHK「おいち不思議がたり」、映画「十一人の賊軍」など時代劇出演が続いた。「久々の現代劇で、飾りものを削ぎ落とされ丸腰な感覚ですが…、ある意味、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます」と令和の舞台を楽しんでいる。

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