俳優の吉田栄作が11日、都内で映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」(スコット・クーパー監督、14日公開)の公開直前プレミアイベントに登壇した。

 ロックの英雄として“ボス”の愛称で世界中に親しまれる、ブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた同作。

吉田はスプリングスティーンの象徴的ともいえるファッションであるデニム姿で登場。26歳の頃には渡米し、ライブを鑑賞したと明かした。「ギター1本のライブで、しびれましたね。初めて生で見ました」と興奮気味に振り返った。

 スプリングスティーンのアーティストとしての人生だけでなく、父と子の物語も描かれる本作。「男は父親との関係はずっとあるじゃないですか。ブルースにも成長過程の中で、父との関係があったんだなとうれしく思いました」と魅力を語った。

 9月には妻で女優の内山理名が第1子を出産。子どもについて聞かれ「オールドルーキーです」と笑顔。「この年になっての子どもですから、自由にスポーツでも音楽でも、好きなことを追求してくれればと思います」と教育方針を明かした。子どもを寝かしつけるときには歌を歌っているそうで「クラシックとかジャズを聴かせたりするんですけど、ロックを聴かせると泣きやむんです。だから『おっ!』と思っています」とミュージシャンへの道にも期待した。

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