TBSは11日、スペシャルドラマ「ラストマン―全盲の捜査官―FAKE/TRUTH」を12月28日午後9時から放送すると発表した。

 2023年4月期に放送されたTBS系日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」のスペシャルドラマで、全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組んで、難事件を解決していくストーリー。

本作は東京のテレビ局が舞台。皆実が出演予定の番組のスタジオがテロリストに占拠され、「東京で爆弾を爆発させる」という前代未聞のテロ事件が発生。それを知った心太朗は人質になる皆実、総理大臣、キャスターが救うべくスタジオに向かう。

 プロデューサーの東仲恵吾さんは「2年前に日曜劇場として放送し、大きな反響をいただいた『ラストマン』が、この冬、スペシャルドラマとして地上波に帰ってきます!」と予告。「2年の時を経て、何倍にもパワーアップした無敵のバディが、東京を舞台に前代未聞の爆破テロ、スタジオ立てこもり事件に立ち向かいます。まさに『ラストマン』の真骨頂ともいえる笑いあり、シリアスありな物語になりました」と自信ものぞかせた。

 SPドラマ放送の4日前には「映画ラストマン ―FIRST LOVE―」(平野俊一監督)の公開も既に決まっている。「本作は映画と地続きの物語。映画から観ても、ドラマから観ても、それぞれの順番で楽しみ方が変わる。“ふたつのピースが合わさって完成するラストマンの世界”をお楽しみいただけます」。劇場版と合わせて観ることを勧め「年末は、ぜひ『ラストマン』で、再びあの熱さを感じてください」と呼びかけた。

 福山、大泉の他、永瀬廉、今田美桜らレギュラーキャストは前作に続き続投。

一方で本作新たに登場するテレビ局の看板キャスターは松本若菜が演じる。連続ドラマをいち視聴者として楽しんでいた松本は出演が決まり「今回お声がけ頂きとても光栄でしたし、あの続きが見られるんだという嬉(うれ)しさもありました」と笑顔。撮影も行い「とにかく規模がすごいんです(笑)。台本を読んでいて『どうなってしまうんだろう』と全く予想がつかない展開と、一気に読み切ってしまうほどの飽きさせないスピード感で、実際に出来上がったものを見たときに、私は一本の壮大なエンターテインメントを目の当たりにするんだろうなと、今からワクワク感でいっぱいです」と放送を心待ちにしていた。

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