J1川崎は12日、GK鄭成龍(チョン・ソンリョン、韓国)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。

 40歳の守護神は、2016年に加入。

10年間在籍し、リーグ通算272試合出場と活躍した。今季はリーグ3試合の出場にとどまっていた。

 クラブを通じ「今シーズンを最後に、川崎フロンターレを離れることになりました。まず、2016年に僕をチームに呼んでくださったクラブ関係者の皆さん、本当にありがとうございます。この10年間、うれしいときも悲しいときも、いつも応援してくれて、気にかけてくださったファン・サポーターの皆さんに心から感謝します」とつづった。

 「川崎での時間は、私のサッカー人生の中で大きな転機となり、さらに成長できた大切な時間でした。一緒にたくさんの優勝を経験したこと、苦しい時にも支えてくれたこと、決して忘れません。ファン・サポーターの皆さんと触れ合うことができた数々のイベントの思い出も、すべてを大切に心に残しています」と振り返った。

 「素晴らしい監督、コーチングスタッフ、選手、サポートスタッフの皆さんと一緒にいられて、本当に幸せでした。シーズンが終わるその日まで、全員で全力を尽くしますので、最後まで応援をお願いします。これからもずっと川崎フロンターレを応援しています。そして、いつかまた皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

もう一度、すべての人に感謝します。10年間本当にありがとうございました」と思いを記した。

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