大相撲 ▽九州場所4日目(12日、福岡国際センター)

 新幕下の東幕下38枚目・風栄大(押尾川)が、東幕下37枚目・大翔丸(追手風)を寄り切って、今場所初白星を挙げた。「日々やってきたことが出て良かった」と振り返った。

 右を差して一気に勝負を決める好内容。取組後は師匠の押尾川親方(元関脇・豪風)が駆けつけ、「いい相撲だったな」と声を掛けられた。

 埼玉栄高出身で、同期には幕内・藤ノ川(伊勢ノ海)、幕下・豪ノ湖(武隈)らがいる。「一緒に寮でやってきた仲間が活躍していてすごいなと思う。自分も上を目指していきたい」と対抗心を燃やす。

 直近の目標は「まだ幕下に上がったばかりなので、まずは幕下に定着して、上を目指せるように」と意気込んだ。

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