◆エイブルトライアウト(12日・マツダスタジアム)

 日本プロ野球選手会が主催する「エイブルトライアウト2025~挑め、その先へ~」が行われ、38選手が参加した。選手会の森忠仁事務局長は「準備から大変だったが、終わってホッとしている。

選手の要望がある限りは続けたい」と総括した。

 昨年までNPBと日本プロ野球選手会が共催してきた12球団合同トライアウトは、今回は株式会社エイブルホールディングスの協賛によって、選手会による単独開催となった。森局長は「12球団の編成は『シーズンずっと見ているから、ここで決めることはない』と言うが、今日も12球団(のスカウトが)来てくれた。シーズン、けがで出られなかった選手もいる。そういうところも最終確認でチェックしてもらえているかなと思っている」と、開催の意義を強調。NPB以外にも独立リーグ10球団19人、社会人19チーム32人やMLB8球団(8人)、韓国プロ野球(KBO)8球団20人など、計114人が選手に熱視線。ヤクルトの青木宣親GM特別補佐の姿もあった。

 スタンドにはファンや関係者など4863人(未就学児を除く)が詰めかけ、注目度も高かった。

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