日本代表は12日、千葉県内で国際親善試合・ガーナ戦(11月14日・豊田ス)に向けたトレーニングを行った。10月に日本サッカー史上初めて勝利したブラジル戦で追撃のゴールを挙げたMF南野拓実は「(10月は)ブラジル戦は勝ちましたけど、パラグアイみたいな相手に、その前(9月のメキシコ、米国戦)も含めて勝ち切れていない。
ブラジルのような格上のチームには好ゲームを見せるが、10月にはパラグアイと2―2の引き分け、9月はメキシコと0―0、米国には0―2と敗れている日本。同等、もしくは格下と言える相手に続く苦戦について、南野は分析。「相手がモチベーション高く、なおかつ割り切ったプレー、ロングボールや、フィジカルを前面に出す相手に対し、僕らはあまりうまく戦えていない。ブラジルみたいな相手だと、割り切って僕らも(守備)ブロックをつくって、戦い方もわかりやすく共有できる。でも、狙いのないロングボールでも放り込んでくる、みたいな相手には、結構やられたりする。でもそれは言い訳にはならない。W杯でもそういう相手と戦うかもしれないし、同じぐらいのレベルの相手に勝ちきれないことは少し問題だと思う」と話した。
FIFAランキングでは日本の19位に対し、ガーナは73位。主力のトッテナムMFクドゥスらはメンバーから外れたが、プレミアリーグ・ボーンマス所属のMFセメンヨら実力者や、さらにモナコのチームメート、左利きでフィジカルに優れたDFサリスも来日。ガーナ代表について、映像をチェックしたという南野は「結構、ロングボールとか、プレッシャーをかけたら蹴ってくる。彼らはフィジカルに自信のある選手が多い。
ブラジル戦の勝利後は、モナコに戻ってチームメート、ブラジル代表MFカイオエンリケと試合について話す機会もあったという。「前後半で全然違うチームだったね、という話しをして。(ブラジル代表監督)アンチェロッティが、(ブラジルが2点リードで迎えた)ハーフタイムに絶対このまま緩めるな、と言ったらしいんですけど、彼(カイオ)が言うには、(ブラジルの)何人かはもう勝っただろ、という感じだったと。僕らはそこをつけるだろう、と思っていた。試合後、アンチェロッティはめっちゃ怒っていたらしいです」。サッカー王国ブラジルでさえ、隙を見せれば痛い目を見る。森保ジャパンもガーナ相手に隙なく勝ちきれるかが、W杯本番に向けたテストとなる。

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