男性5人組「Da‐iCE」が12日、さいたまスーパーアリーナで全国アリーナツアーの最終公演を迎えた。

 5年連続5回目となるアリーナツアー。

2万人で埋め尽くされた客席に向かって花村想太が「腹から声出していこうぜ」とシャウトすると、工藤大輝も「たまアリのでっかい声を聞かせろ!」と続けた。

 花村が「みんなが明日から走り続けて行けるような歌を届けます」と呼び掛けた通り、ヒット曲「CITRUS」「I wonder」や、今年のテレビ朝日系「熱闘甲子園」のテーマ曲「ノンフィクションズ」など全20曲でファンを魅了。鍛え上げたパフォーマンスを目いっぱい輝かせた。

 MCではこの日も持ち前の軽快なトークを展開した。グループの平均年齢が30代半ばとなり、35歳の花村は「毎年言ってるけど、来年こそは年齢非公開にしよ?。書かれんの嫌やん?」と本音をポツリ。38歳の工藤は「私たちは来年から年齢非公開にします!」とジョーク気味に宣言した。

 アンコールでは、来年1月14日に新アルバム「TERMiNaL」を発売することを発表。同月から6度目となるアリーナツアーを行うことも既に決まっており、「皆さんのおかげで僕たちは歌い続けられている。すてきな時間を過ごして、いつかドームに行けたら良いなと思っています」とさらなる高みを見据えていた。

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